ＳＩＮＣＥＲＩＴＹ

こちらも昨年末にお渡しさせていただいたマリッジリング。


気に入ったブランドのサイズの中ではメンズ、レディース共に用意がないため特注になるということ。


見積もりしたら驚愕のお値段だった・・・ということ。


チョイとこのあたりの仕組みを暴露しますね。


みなさんがエンゲージリング＆マリッジリングを購入しようと思って行くであろうお店。


遠鉄百貨店やイオンなんかにテナントで入っている有名なお店。


こういうお店、リングの型を持ってまして、それをベースにリングを作っています。


ザックリになりますが、型から作ったリングをお客様の希望のサイズに直してお渡しするという流れ。


リングのサイズ直しには限界がありまして、前後3サイズ位が限界となります。


サイズ直しの許容範囲を超えたサイズになると特注という感じになるわけです。


こうなってくると指輪１本に掛かるコスト（価値）が極端に跳ね上がってしまうわけでして・・・・


テナント料がかかる場所に店舗を構えて、必要以上にスタッフを抱えている（リングを見に行った際に自分の接客中に接客していない店員の数を数えてみてください、このヒト達給料泥棒！）お店にとっては、驚愕な値段で販売しないと利益が取れないという状況になるわけです。


まぁ、こーんな感じで単純に見積もりしましたら、これまた驚愕の価格差！


当店の製法のお話も踏まえ、制作させていただく感じになったわけです。











メンズは石など入れずシンプルにフィニッシュ。


レディースは当初の希望通りに仕上げれば通常の白いダイヤが14石となる予定でした。


しかし、あまりの価格差に少し・・・いやいや、かなーーーり贅沢に14石中8石をナチュラルピンクのダイヤに変更、これでもまだまだ価格差あり。


ピンクから白にグラデーションをかける感じでダイヤを留めさせていただきました。


徐々に色を薄くしていく感じでナチュラルのピンクダイヤを集めるのってメチャクチャ大変なんです。


沢山のダイヤを見てきた職人と、信頼できるダイヤモンドの問屋との付き合いがあるからできる技になります。


納得できる色目のダイヤを集めるのに数回の買い付けになってしまい、若干の納期遅れとなってしまい申し訳ありませんでした。


それでも「オーダーしてよかった」と言っていただけ、わたくし自身、ウェディングジュエリーを販売していく励みになりました。



後日、お客様より頂いたメール

「天然石・デザイン・刻印は私たちだけのものであり、既製品にはない魅力を存分に感じております、ありがとうございました。」



Y様、遠方から毎回足を運んでいただき感謝致します。

浜松にこられる際は是非お立ち寄りくださいね、ありがとうございました。



エンゲージリング、マリッジリングをご検討中の方

こだわりの鍛造製法で既製品では味わうことのできないオーラがあるリングを制作します！

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